潰瘍性大腸炎の治療を続けていても、「効果が続かない」「薬が合わなかった」といった経験をされる方は少なくありません。
今回は、治療を何度か変更しながら症状の改善を目指した当院での診療の考え方についてご紹介します。
「今の治療で本当に良いのか」と感じたら
しかし治療の選択肢が広がった今、見直しによって症状が落ち着くケースも増えています。
当院で経験した一例
以前当院で診療した高齢の患者さんは、長年にわたり複数の治療薬を試したものの、副作用や効果の減弱によりそのつど治療を変更せざるを得ない状態が続いていました。
頻回の排便や強い便意切迫感により日常生活にも支障が出ていましたが、治療薬の種類や投与方法を見直し、内視鏡検査で経過を確認しながら投与間隔を調整したところ、症状が落ち着き、粘膜の状態も改善が確認できました。
内視鏡検査で「粘膜の状態」を確認する大切さ
当院では、症状だけでなく内視鏡検査による粘膜の評価も踏まえて、治療方針を検討するようにしています。
治療の見直しを考えるタイミング
次のような状態が続く場合は、治療の見直しについて医師に相談するひとつの目安になります。
- 薬を使っていても下痢や血便、腹痛などの症状が続いている
- 以前は効いていた薬の効果が薄れてきたと感じる
- 副作用や体調の変化によって治療を中断せざるを得なかった
- 便意切迫感などにより日常生活に支障が出ている
まとめ:一人で抱え込まず、専門医にご相談を
複数の治療を経験してきた方ほど、「もう良くならないのでは」と感じてしまいがちです。
しかし潰瘍性大腸炎の治療は日々進歩しており、治療内容や投与間隔の見直しによって症状が改善する可能性もあります。長引く症状にお悩みの方は、一度当院までご相談ください。
●参照資料
QUASAR study, ASTRO studyより考えるUC治療におけるGuselkumabの勘所
福岡市東区香住ケ丘の「さけみ内科・内視鏡IBDクリニック」
地域に根ざした「かかりつけのクリニック」でありながら、消化器疾患において専門の医療を必要とする方の受け皿としても対応し、さまざまな患者さんの健康と向き合ってまいります。
患者様と一緒に治療を考え、ご納得いただける診療をお約束いたしますので、お困りのことがありましたらいつでもご相談にお越しください。
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