コラム

健康診断で指摘されたら要注意|生活習慣病の初期サインとは?

「健康診断で血糖値が高めですねと言われた」「コレステロール値の異常を指摘されてしまった」

そんなとき、「体調は悪くないし大丈夫だろう」と放置してしまう方もいらっしゃいます。しかし、健康診断での異常値は、生活習慣病の初期サインであることが少なくありません。早めに生活を見直すことで、大きな病気を防ぐことができます。

この記事では、健康診断で指摘されやすい生活習慣病の兆候や検査項目の見方、そして具体的な対応方法について解説します。

 

 

健康診断で生活習慣病のリスクがわかる理由

健康診断は、自覚症状がない段階で生活習慣病の兆候を見つけるための大切な機会です。

血圧、血糖、脂質、肝機能、腎機能、尿検査、胸部X線などの検査項目は、生活習慣病の予防と早期発見に役立ちます。

 

健康診断でチェックされる主な生活習慣病
高血圧症

血圧が高い状態が続くと、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まります。

 

糖尿病

血糖値が慢性的に高くなることで、神経障害や腎症、失明のリスクが高まります。

 

脂質異常症

悪玉コレステロールや中性脂肪が高い状態で、動脈硬化が進行しやすくなります。

 

高尿酸血症(痛風)

尿酸値が高くなると、関節炎や腎機能障害を引き起こすことがあります。

 

こうした病気は初期には症状が出にくいため、健康診断での指摘が重要なサインになるのです。

 

健康診断でよく指摘される項目と意味

血圧

収縮期血圧(上の血圧)が140mmHg以上、または拡張期血圧(下の血圧)が90mmHg以上の場合、高血圧の疑いがあります。

 

空腹時血糖・HbA1c

空腹時血糖が110mg/dL以上、HbA1cが5.6%以上の場合、糖尿病予備群や糖尿病の可能性が示唆されます。

 

脂質(LDL、HDL、中性脂肪)

LDLコレステロールが140mg/dL以上、中性脂肪が150mg/dL以上、HDLコレステロールが40mg/dL未満であれば、脂質異常症の疑いがあります。

 

肝機能(AST、ALT、γ-GTP)

これらの値が基準値を超えると、脂肪肝、アルコール性肝障害、肝炎などの可能性があります。

 

尿酸値

7.0mg/dL以上の場合、高尿酸血症のリスクがあります。

 

指摘を受けたときの考え方と初期対応

「要経過観察」と言われた場合でも油断しない

「軽度異常」「経過観察」の場合でも、数値の悪化や他の項目との組み合わせによっては重大なリスクが潜んでいます。

前年より悪化している場合や複数の項目に異常がある場合は、医療機関で相談することをおすすめします。

 

放置のリスク

生活習慣病の初期は無症状のことがほとんどです。

しかし、放置すると脳梗塞や心筋梗塞、腎不全など、命に関わる病気に進行してしまうことがあります。

早期の対応が健康を守るカギです。

 

 

 

健診後の医療機関での検査と診察の流れ

健診で異常値を指摘された場合、医療機関では次のような検査が行われることが多いです。

 

血液・尿検査の再確認

詳細な値を再確認し、診断に役立てます。

 

糖負荷試験

糖尿病が疑われる場合、血糖の変化を調べます。

 

超音波検査

肝臓や腎臓、膵臓の状態を確認します。

 

心電図・頸動脈エコー

動脈硬化や心疾患のリスクを調べます。

 

生活習慣の改善でできること

食事の見直し

野菜中心で塩分や脂質を控えめにする、腹八分目を心がける、間食や夜食を減らすなどの工夫が有効です。

 

運動習慣をつける

ウォーキングや軽いジョギング、ストレッチなど、無理のない運動を週150分を目標に続けてみましょう。

 

禁煙・節酒

たばこや多量の飲酒は生活習慣病を悪化させるため、控えることが望ましいです。

 

ストレスケア

ストレスが生活習慣病を悪化させることがあるため、休息や趣味、リラクゼーションを意識しましょう。

 

健診結果を次の行動につなげることの大切さ

特定健診や定期健診を活用しましょう

40歳以上の方は、特定健診や定期健診を毎年受け、生活習慣病の早期発見・予防に役立てることが重要です。

協会けんぽや自治体の補助制度を活用すれば、費用の負担を抑えて受診できます。

 

「健診を受けただけ」で終わらせない

異常値を指摘されたときこそ、生活を見直し、医療機関で具体的なアドバイスをもらうチャンスです。

数値の変化は身体からの大切なサインですので、そのサインを見逃さないようにしましょう。

 

健康診断の結果を未来の健康につなげましょう

健康診断での異常値は、生活習慣病の予防や早期発見のための大切なきっかけです。

異常値が軽度であっても、放置せず生活改善や医療機関での相談を進めることで、大きな病気を防ぐことができます。

健診の結果を未来の健康づくりに活かし、安心できる毎日を送りましょう。

 

福岡市東区香住ケ丘の「酒見内科胃腸科」

福岡市東区香住ケ丘の「酒見内科胃腸科」は、一般内科から消化器疾患の専門医療まで幅広く診療しています。

地域に根ざした「かかりつけのクリニック」でありながら、消化器疾患において専門の医療を必要とする方の受け皿としても対応し、さまざまな患者さんの健康と向き合ってまいります。

患者様と一緒に治療を考え、ご納得いただける診療をお約束いたしますので、お困りのことがありましたらいつでもご相談にお越しください。

 

酒見内科胃腸科

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